高校の卒業式に行ってきました。いっぽでは３人目の卒業生です。

この男の子は約３年間ほど、いっぽで生活してきました。仕事が続かず、学校もサボってしまう時もあった…だけど、高校とアルバイトの両立を３年間なんとか続けてきた”成果”が『卒業』という形で現れました。

本当に良かったです。卒業式で成長し、眩しい姿の本人を見ていると色んな思い出が浮かんできます。大変な時期も多々あったので(笑)

よく太鼓のゲームをしていたな～と思い出したり…。(本当に上手なんです。ぼくもやりましたが、叩いた時には音符が過ぎた後です(;_:)泣

卒業式も彼で３人目です。今、振り返ると自立援助ホームで生活し、アルバイトをして自分の携帯代や生活費、お小遣い、国民健康料等の必要なお金を稼ぐながら、さらに高校に通い、勉強にも努めていく。並大抵の苦労ではないです。

私はいつも尊敬の念を抱きます。

それだけ高校を卒業したということには大きな意味があります。それを伝えたかったです。

彼は卒業後は他県へ行きます。自分が心から信頼できる会社と上司を見つけることができたからです。仕事だけではなく、お金の管理のサポートや悩み事の相談もしてくれるそうです。

私も安心してバトンタッチできました！本当に感謝です。

また、愛知に帰って来る時には、顔を見せてほしいとお願いしたので、どのように変化してくるのかが楽しみです。